パイプライン出前授業(5年生)
昨日、5年生が九頭竜川下流地区パイプライン事業の出前授業を受けました。
平成11年度からこの事業が始まり、今年度平成28年度に完了したので、坂井地区の未来を担う小学生に、その仕組み等の説明に来てくださいました。
3名の講師の方が、映像や模型を使って分かりやすく説明してくださいました。
50年前と今の坂井平野を写した映像から気がつくことを発表していきました。
配布された地図を見ながら、パイプがどのような経路で鳴鹿大堰から下流地域までつながっているのかを確認しました。
つづいて、模型を使って視覚的に説明してくださいました。
パイプラインは、土地の高低差を利用して水を遠くまで届けていて、ポンプなどでくみ上げているのではないと分かって驚きました。
身を乗り出して、目を輝かせて、パイプの水の上昇する様子を見ています。
資料だけでは興味が持てないことを、実際の縮小模型で示してくださり、5年生の子どもたちの目はそれにくぎづけになりました。
このパイプラインのおかげで、今までなかなか農業用水の届かなかった地域まで水が行き届き、大規模で効率的な農業が可能となるそうです。